演劇実験室 万有引力 「奴婢訓」 シアタートラム
観てきました。
新国立劇場では日程を間違えて見逃すという痛恨のミス。今回は何度も日程を確認し、無事に観ることができました。
・幾原監督の寄稿を会場で初めて読んだけど共感できる。主人と奴婢の関係って時代によって色々な比喩となり得る。今だと政府と国民の関係とか。
・役者が去って観客だけが残された劇場。残された私たちは、まさしく主人を失った奴婢のようなものだよなぁとしみじみ思った。
・小見川千明(みんち)が出演してることを直前に知った。アングラに合うのかと思いきや、以外に悪くない。3作連続で出演するみたいなので楽しみ。
主従関係に縛られる日本人を透かして見るのも楽しいけど、じゃぁどういう関係が良いのかと考えるのもまた楽しい。
なんとなく鉄拳のようなネタを考えてみるのも一つの方法のような気がします。
こんな「奴婢訓」はいやだ。
・奴婢が働き者
・奴婢が服を着ている
・奴婢が従順
・奴婢のマナーが良い
・主人がずっと家で見張ってる
・・・発想力が低下してるな。