月蝕歌劇団 2012年3月-4月 連続公演 怪盗ルパン 竹久夢二の双曲線

観てきました。感想。

 

良かった点

・白永歩美 動きが別格

・藤原さえ なんか不幸そうな感じがGOOD

・阿部能丸 役がはまってる

 

悪かった点

・倉敷あみ あまり悪かった役者を書きたくはないけど、声が出せてない。体調悪そう。

 

9月は「花と蛇」か。この流れもあっての黒岩安紀子の出演だったと思うけど、OPに挨拶させるのは

さすがにこの劇団的に合ってない気が・・・。

内容に関しては再演ということもあって、頭の中にすんなり入ってきます。ただ、やはりバランスが

あまり良くないような感じがします。個人的に高取英の作品で名演目になりうる条件は、一言でいうと

「三大勢力が混沌と戦い、最後に正義が勝つ」

という感じになるのかなと思ってます。そういう観点で、この作品で私が感じた違和感は

・竹久夢二の描写は十分、だけどその他勢力のインパクトが弱い

・勢力で分けると4くらい?敵対勢力が散漫としちゃってる。

と、こんなところです。バランスとるのって難しいですね。

 

ところでこの作品は去年の震災直後の再演。

確か震災で観れなかった作品があったなと、調べてみたら「人形の家・解体 パラレルワールドのノラ」でした。

個人的にはこちらも再演してほしいところです。

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